Season's Recipe / November
11月7日は立冬です。
そろそろ冬を迎え、寒くなっていきますよ、というのが、この立冬という季節の一区切り。
立冬は、たとえば冬至にかぼちゃをいただくような「食の習慣」は、日本においてはとりわけてはないようです。
中国に北のほうの地域では、水餃子をいただく習慣もあるようですが。。
しかし、では食と無縁なのかというと、そうでもありません。
「あられ・おせんべいの日」「お鍋の日」がこの11月7日なのだそう。
とれたての新米をつかって作られたあられやおせんべいをいただいて楽しんだり
これからの寒くなる季節、特にいただく機会が増えるのがこのお鍋。
(いいなべ、との語呂合わせの意味もあるそうです)
お鍋は具材・味の応用がききますし、
また、いただく量も調整しやすいことからも、アスリートにおすすめの料理です。
夕食にお鍋を作り、翌朝はその栄養の溶け込んだ出汁で朝食を作ることができますし
大変有用な料理の一つ。
今回はそんなお鍋ではなく、あえて「おせんべい」にスポットを当ててみますね。
間食の選び方、についても述べますので、参考にしてみてください。
おせんべいは、間食としていただくのが一般的ですね。
あっさりとしていて、さらっと舌触りの良いまっしろな、いわゆる「サラダ味と呼ばれるものや
あまじょっぱさがおいしい調味料で味付けされたものも、もちろんおいしい「おやつ」です。
しかし、「補食」、足りないエネルギーや栄養を補うための食事という意味合いでいただくのであれば
おせんべいの種類にもこだわりたいところ。
①海苔のついているもの
⇨海苔には、糖質をエネルギーにするために必要なビタミンB1、B2を多く含みます。
おせんべい自体は糖質なので、その1食で効率良くエネルギー補給ができます。
②ごまのついているもの
⇨ごまにはカルシウムや鉄分を多く含むため、アスリートに不可欠な栄養を多く含みます。
とくに黒ごまにはポリフェノールを多く含み、強い抗酸化作用があるため、運動後にいただくのもおすすめです。
また、脂質を燃焼しやすくする効果もあるため、減量中にも大きな罪悪感なくいただけるのも嬉しいポイント。
他にも、たとえばピーナッツのまぶされたものなどもおすすめです。
おせんべいにも「新米で作られました」と表示し、販売されているものも見かけます。
また、大袋で販売されているものをチームメイトで分け合い、コミュニケーションをはかるのも良いですね。
「お鍋をいっしょに食べる」
そんな関係を築くことができれば、ますます中は深まりますが、そんな関係になるための第一歩として
おせんべいを活用するのも、この時期らしくて良いですね。